若々しい目元をキープ! 困ったクマのタイプを見極めよう
不健康に見えるだけでなく、老けた印象も与えてしまう目の下の困った「クマ」。
できるだけ早く解消したいですよね。
そのためにもっとも重要になるのが、自分のクマのタイプを見極めて原因に合わせた対策を講じることです。
クマの見極め方、そして対策法をご紹介します。
3つのクマ その原因と見極め方
クマには、大きく分けて「青クマ」「黒クマ」「茶クマ」の3つのタイプがあります。
青クマは血行不良や眼精疲労によって目の下の血流が滞り、青黒くうっ血して見えている状態です。
黒クマは青クマのように皮膚の色が変わって見えているのではなく、目の下にたるみが生じることによって影ができている状態のことを言います。
さらに茶クマは、紫外線や摩擦によってメラニン色素が蓄積された状態、つまりシミやくすみと同じ原因によってできるものです。
手鏡を見て、「クマが目立つな……」と思った際に「あかんべー」をするような状態で目の下の皮膚を下に引っ張ってみてください。
この時、引っ張られた皮膚にあるクマが薄くなったら青クマである可能性が高いです。
クマが薄くならなかった方は目の下を引っ張っていた手を離し、手鏡を持ったまま上を向いてみましょう。
その状態でクマが薄くなった場合には黒クマであると考えられます。
それでもクマが薄くならない時には、色素沈着の状態、つまり茶クマです。
自分のクマがどのタイプのクマであるかがわかったら、原因に合わせた対策を考えましょう。
原因別・クマ解消ポイント
青クマには蒸しタオルで血行促進!
主に血行不良が原因の青クマを解消するには、蒸しタオルで目の周りの血流を促してあげるのが効果的です。
一般的にはハンドタオルのような小さく薄手のタオルを使う方が多いようですが、それではすぐに冷めてしまいます。
大きめのスポーツタオルを用意し、水で濡らして2分ほどレンジで温めれば、より冷めにくい蒸しタオルを作ることができます。
疲労が蓄積された目元を温め、青クマの解消に一役買ってくれますよ。
■黒クマにはコラーゲンと表情筋が重要!
黒クマを解消するには、とにかくたるみを改善させることが必要になります。
スキンケアによってコラーゲンを強化し、目元の皮膚にハリを取り戻させるのが効果的です。
紫外線もコラーゲンを破壊する働きを持っているため、紫外線対策でも目元までを徹底的に行うようにしましょう。
また、皮膚を支えているのは顔の筋肉ですので、表情筋の衰えもたるみを引き起こす原因になります。
適度な表情筋トレーニングも目の下のたるみ防止に役立ちます。
■茶クマは摩擦と紫外線を徹底的に避けて!
シミやくすみと同様の原因による茶クマにとってもっとも怖いのは、クレンジングなどの際の摩擦と紫外線です。
メラニン色素を増やさないよう、徹底して避けるようにしましょう。また、メイクの洗い残しも色素沈着の原因になります。
ばっちりメイクをした後はしっかりとクレンジング・洗顔をすることが必要になりますが、ゴシゴシと摩擦するのは厳禁。
クレンジング剤はお肌に優しいクリームタイプやジェルタイプなどをチョイスし、洗顔料もたっぷりと泡立ててお肌を指先で直接摩擦しないように心がけてくださいね。
血流の悪化が原因の青クマは比較的薄くなりやすいクマですが、茶クマや黒クマはセルフケアでは解消しきれないことがあります。
頑張ってみてもよくならない場合には、クリニックでの治療も選択肢に入れてみることをオススメします。
ヒアルロン酸注射やPRP療法、レーザー治療などさまざまな方法がありますので、医師と相談して自分のクマに合った治療法を選びましょう。