
デカ目メイク「インサイドライン」の危険性とは

“インサイドライン”は自然に目を大きく見せてくれるため、デカ目メイクの定番的手法となっています。
しかしこの方法、目の粘膜に負担を与える大変危険なメイクだって知っていましたか?
目の健康を守るために、インサイドラインの危険性について詳しく知っておきましょう!
インサイドラインって何?
インサイドラインとは、まつげより内側の粘膜部分にアイラインを入れるメイク方法のこと。
『粘膜アイライン』、『インサイドメイク』とも呼ばれています。
ナチュラルに目を大きく見せることができるため、デカ目メイク定番の手法となっているようです。
インサイドラインが危険な理由
しかし、粘膜部分にアイラインを入れるのは大変危険な行為です。
なぜなら、まつげの内側の粘膜には、『マイボーム腺』という大切な器官が並んでいるため。
このマイボーム腺からは、眼球の潤いに必要な脂が分泌されています。
そこをアイラインで覆うことで脂が分泌されなくなり、眼球が渇きやすくなってしまうのです。
インサイドラインが招く疾患とは
≪ドライアイ≫
インサイドラインが招く代表的な疾患は『ドライアイ』です。
ドライアイというと“目が渇くだけ”と思われがちですが、目の疲れやかすみ目を引き起こす原因になります。
重度になると目に傷ができ、角膜感染症になってしまうこともあるのです。
特にコンタクトを愛用している人は傷ができやすくなるので注意が必要です。
ドライアイくらい…と軽く思わないようにしましょう。
≪ものもらい・結膜炎≫
インサイドラインを引く時は粘膜部分に直接触れるため、雑菌が侵入しやすくなります。
そのため、かゆみや腫れを引き起こす『ものもらい』が発生したり、目が赤くなる『結膜炎』を引き起こします。
こちらも重症化すると治りにくくなるため、注意が必要です。